“カントナの再来”とまで言われた男の今 1年限りだったマンUの新星レフティー

マンU時代のヤヌザイ photo/Getty Images

当初は衝撃的な存在だったが……

プレミアリーグ2013-14シーズン。マンチェスター・ユナイテッドの苦難がスタートした時期とも言えるが、この時期にサポーターの期待を背負う新星が現れる。

下部組織からトップチームへと上がってきたMFアドナン・ヤヌザイである。

当時のマンUには香川真司も所属していたが、このシーズンはヤヌザイの方が目立つ機会が多かった。指揮官を務めていたデイビッド・モイーズの信頼を勝ち取り、瞬く間に大ブレイクを果たしたのだ。

シーズン終盤の2014年5月にはベルギー代表からの招集も受け、キャリアは順風満帆そのもの。ベルギーの新たなスター候補生として大きな期待を背負うことになった。

ところが、輝いた時間は一瞬だった。英『GIVE ME SPORT』はプレミアリーグで1シーズンだけの輝きを放った選手たちを特集しているが、その1人にヤヌザイを含めている。

「ユナイテッドの未来。2013-14シーズンにモイーズがヤヌザイにチャンスを与えた時、誰もがベルギーのウイングはそうなると考えた。記憶に残るアウェイでのサンダーランド戦で、みんな赤い悪魔が新たなエリック・カントナを見つけたと信じた。しかし、ヤヌザイの素晴らしいシーズンは一瞬だった」

アウェイのサンダーランド戦とは、2013-14シーズンの第7節のことだ。ヤヌザイが素晴らしいボレーシュートを含む2得点を決め、チームを2-1の逆転勝利へと導いたのだ。まさにクラブのレジェンドであるカントナ氏を思わせる美しいボレーで、サポーターもヤヌザイの才能を確信したに違いない。

しかし、ヤヌザイのキャリアはそこから急降下となってしまった。現在はスペインのレアル・ソシエダでプレイしているが、同じ左足でも注目を集めるのはレアル・マドリードからのレンタルで加わっている20歳MFマルティン・ウーデゴーの方だ。

ヤヌザイもまだ24歳と若い選手で、今季はリーガ・エスパニョーラで3アシストを記録している。まだ得点がないのは残念だが、再び注目の存在となれるだろうか。ここからの挽回に期待だ。

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