[日本代表]権田、南野、原口が大仕事! キルギスの猛攻凌ぎ、アジア2次予選全勝キープ

アジア2次予選4連勝スタートを切った日本代表の森保監督 photo/Getty Images 

苦しい時間帯が続いたが……

2022FIFAワールドカップのアジア2次予選が11月14日に行われ、グループFの日本代表とキルギス代表がドレン・オムルザコフ・スタジアム(キルギス)で激突した。

序盤はハイプレスを仕掛けてきたキルギス代表に対し、日本代表が最終ラインからロングボールを蹴らされる展開に。前半9分にキルギス代表のDFマイヤーが敵陣右サイドでボールを持つと、シュクロフを経由した後にアリクロフがペナルティエリア中央でシュートを放つ。このシュートはジャストミートしなかったものの、日本代表にとって不穏な立ち上がりとなった。

自陣後方からのビルドアップがままならず、前線でもなかなかボールが収まらないなか、日本代表は南野拓実が個人技で局面を打開。同18分に南野が軽快なドリブルで相手DFをかわすと、GKカディルベコフと1対1に。すかさずシュートを放ったものの、カディルベコフのセーブに阻まれた。
決定機を活かせなかった日本代表は、同32分に大ピンチを迎える。ボランチの遠藤航が自陣右サイドでアリクロフにかわされると、ペナルティエリア内にクロスを送り込まれる。このボールに反応したサギンバエフに強烈なシュートを放たれるが、GK権田修一が好セーブを披露し、難を逃れた。

同40分、苦しい展開が続いていた日本代表に大チャンスが訪れる。遠藤からの縦パスを受けた伊東純也が敵陣ペナルティエリア右隅へダイレクトパスを送ると、このパスに反応した南野がGKカディルベコフに倒され、PKを獲得。このPKを南野が落ち着いて決め、日本代表の1点リードで前半が終了した。

先制点を奪い優位に立った日本代表は前線からのプレスを強め、後半9分に遠藤が敵陣ゴール前で相手に倒されてフリーキックを得る。キッカーの原口がゴール左隅にシュートを突き刺し、日本代表のリードは2点に広がった。

その後、日本代表はキルギス代表の猛攻を受けるも、柴崎岳と遠藤の2ボランチや最終ラインの面々が体を張り、得点を与えず。同23分には自陣ペナルティエリア内でムルザエフにシュートを放たれるも、GK権田がこの日2度目のファインセーブで日本代表を救った。試合はこのまま終了。日本代表は粘り強い守備から数少ない決定機をものにし、アジア2次予選全勝をキープした。


[メンバー]
日本代表: 権田 修一、酒井 宏樹、植田 直通、吉田 麻也、長友 佑都、柴崎 岳、遠藤 航(→山口 蛍 77)、原口 元気、伊東 純也(→中島 翔哉 77)、南野 拓実、永井 謙佑(→鈴木 武蔵 87)

キルギス代表:カディルベコフ、キチン、コズバエフ、イウスポフ、マイヤー(→ミシチェンコ 86)、アリクロフ、ベルンハルト、サギンバエフ(→アフメドフ 82)、ムサベコフ(→アブドゥラフマノフ 70)、シュクロフ、ムルザエフ

[スコア]
日本代表 2-0 キルギス代表

[得点者]
日本代表:南野(41、PK)、原口(54)


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