比較する“後継者”と“本家” プリシッチは意外にもアザールより優秀か

バーンリー戦でハットトリックを達成したプリシッチ photo/Getty Images

今季のデータを英メディアが比較

今夏、チェルシーにおける最大のトピックの一つはレアル・マドリードへと移籍したFWエデン・アザールの穴を誰が埋めるかだった。昨季チームの攻撃はこのサイドアタッカーに大きく依存しており、2018-19シーズンにおける彼らの得点の多くはこのベルギー代表FWが絡んだもの。もはや替えが利かない存在となっていただけに、後釜探しは急務だった。

しかし、FIFAから補強禁止処分を受けたチェルシーに新たな選手を獲得する術はない。そこで彼らが代役候補として期待したのが、ドルトムントにレンタルしていたアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチだ。この21歳もサイドからの攻撃で存在感を放てる選手で得点力、チャンスメイク能力ともに目を見張るものがある。ところが、いざシーズンが開幕するとこの21歳は苦境に立たされた。ベンチから試合を見守る機会も増え、その代わりにMFメイソン・マウントが瞬く間にポジションを確保しブレイク。次第にプリシッチは居場所を失いつつあった。

だがプリシッチはここで意地を見せ、現地時間26日に行われたプレミアリーグ第10節バーンリー戦でついに爆発。4-2と勝利をおさめた中で、同選手はハットトリックを達成し試合の主役となった。なかなか調子の上がらなかったプリシッチだが、ようやくエンジンが掛かってきた。

この活躍を受けて、やはりアザールの後継者はプリシッチだったと英『The Sun』もこの21歳に賛辞を送る。それどころか同メディアは今季のアザールを見る限りでは、プリシッチの方が本家より良い選手なのではないかと主張し、両者の今季主要データを比較している。※カッコ内はアザールの数字

リーグ出場数:7試合(4試合)
リーグ出場時間:403分(267分)
リーグゴール数:3得点(1得点)
リーグアシスト数:2アシスト(1アシスト)
CL出場数:1試合(3試合)
CL出場時間:24分(239分)
CLゴール数:0得点(0得点)
CLアシスト数:1アシスト(0アシスト)

意外にもほぼ全てのデータでプリシッチがアザールを上回っている。決してハイレベルな争いではないが、『The Sun』が前述のように主張したくなる気持ちもわかる結果となっている。はたして今後、プリシッチは新天地で不調に喘ぐ先輩を尻目にチェルシーで新たなスターとなることができるのか。ここからエンジン全開で今までの低調ぶりを取り返してほしいところだ。

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