プレシーズンのトレーニングに参加か
MFチャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)やDFティーラトン(横浜F・マリノス)など、近年Jリーグで圧倒的な存在感を放つタイ人選手が増えてきた。来季もタイからJリーグの選手たちを脅かす新たな刺客がやって来るかもしれない。
地元タイの報道をもとに大手スポーツメディア『FOX SPORTS』のアジア版が報じたところによると、チェンライ・ユナイテッド(タイ1部)に所属する同国代表MFシワコーン・ティアトラクンに、FC東京が興味を示しているとのこと。来年1月のプレシーズンにFC東京のトレーニングへ参加し、トライアウトを受ける可能性があることを、同選手の代理人が明かしたという。ただ、具体的なオファーはまだ届いていないようで、もしオファーが届いてもそれを受け入れるかは選手本人次第だという。
シワコーンは1994年7月7日生まれの現在25歳で、チェンライ・ユナイテッドの10番を背負うタイで注目の選手だ。攻撃的MFやウィングなどを主戦場としており、今季はリーグ戦29試合で6ゴールを挙げる活躍を見せ、チームを初のリーグ優勝へ導いた。こういった活躍もあり、今年3月にはタイ代表デビュー。7月から同代表を率いる西野朗監督のもとでもメンバー入りを果たしており、9月と10月に行われたW杯アジア2次予選で3試合に途中出場していた。
はたして、シワコーンのJリーグ参戦はあるのか。今季もタイの選手たちが日本で結果を残しているだけに、今後の動向にも注目が集まる。