まだ消化10試合なのに失敗が4本も マンUのPKが決まらない

ノリッジ戦でも2本のPKをストップされたマンU photo/Getty Images

プレミア史上稀に見るハイペース

現地時間27日に行われたリーグ戦第10節において、ノリッジ相手に3-1と勝利したマンチェスター・ユナイテッド。スコアだけ見れば完勝と言えるが、彼らはこの試合でもっと得点を奪っていたとしてもおかしくはなかった。2度得たPKのチャンスを両方ともフイにしているのだ。

相対したGKがPKセーブに定評のあるティム・クルルだったということもあるが、これではこの先の戦いが思いやられるか。マンUが今季ここまでのリーグ戦で記録した得点は13ゴール。決して多いとは言えない数字で、1点の重みは他チーム以上に大きなものとなっている。それだけに、絶好の得点機であるPKで苦手意識は持ちたくないところだ。

しかし、すでに今季のマンUはPKに嫌なイメージを持っているだろうと英『The Sun』は主張する。マンUは今季ここまでで4回もPKを失敗しているのだ(全6本中)。これはすでに1994-95シーズンのトッテナムと2011-12シーズンのリヴァプールが記録した5本に次ぐシーズンワースト2位の数字。まだ10試合しか消化していない時点で4本の失敗は異例のハイペースであり、シーズン終了時にマンUはプレミア史上最もPKを失敗したチームになっている可能性が非常に高い。
PKが決まらないから得点数が伸びないのか、それとも得点数の伸びない現状がPKに影響を与えているのか。いずれにせよ、今季苦しい時間を送っているマンUが競争力を取り戻せるかは、いかに得点数を増やせるかがカギを握ってくることだろう。はたして、今後彼らに安心してPKを任せることができる人材は出現するか。マンUは頼れるPK職人を求めている。

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