新天地ユーヴェでイマイチ輝けないデ・リフト “相棒”は何を思う

キエッリーニの負傷離脱もあり、ボヌッチ(右)とデ・リフトがユーヴェの守備を支える photo/Getty Images

19歳でこの現実に飛び込むのは簡単ではない

ユヴェントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、今季センターバックのコンビを組んできたオランダ代表DFマタイス・デ・リフトについて口を開いた。

現在20歳のデ・リフトは昨季、アヤックス史上最年少となる19歳でキャプテンに就任。チームのリーダーとして、チャンピオンズリーグでアヤックスをベスト4へ導いた。こういった活躍もあり、今夏に多くのビッグクラブがこの若き逸材に目をつけたが、デ・リフトが移籍先に選んだのはイタリアのユヴェントスだ。移籍金は7500万ユーロ(約90億円)と伝えられている。

ただ、ユヴェントスでの新たな旅は決して簡単なものではないだろう。なぜなら、ユヴェントスには長きにわたりチームの堅守を支えてきたジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチがいる。実際に、大きな期待を背負って加入したデ・リフトだが、新天地に適応しきれていないこともあり、開幕戦ではベンチを温めることとなった。

そんなデ・リフトに早速チャンスがやってくる。8月末に行われたトレーニングでキエッリーニが大怪我を負ったことで、長期離脱を余儀なくされ、第2節のナポリ戦からボヌッチの相棒を務めることになった。しかし、デビュー戦は少々ほろ苦いものに。チームは4-3で勝利を収めたものの、デ・リフト自身は複数失点に絡んだほか、デビュー戦が難敵ナポリということもあってか、終盤には足がつってしまうアクシデントもあった。その結果、試合後には地元メディアから「最悪のデビュー」などと酷評されていた。その後もパフォーマンスの波があり、ここまで公式戦9試合に出場しているデ・リフトだが、厳しい評価を与えられることもしばしばある。

そんなデ・リフトについて、ボヌッチは2-1の勝利を収めたロコモティフ・モスクワ戦(22日に行われたCL・GL第3節)後のインタビューで次のように述べていた。伊『TUTTOJUVE』などが伝えている。

「彼は素晴らしい旅を行なっている。僕らは彼が19歳(加入当初の年齢)であることを忘れている。異なる文化から来てもいるしね。彼にはユーヴェのユニフォームの影響力に耐える力を持っている。19歳でこの現実に飛び込むのは簡単なことではないよ。ただ、とても頼りになるし、僕ら全員が歩んできた道のりを進んでいる」

「ジョルジョの怪我の影響もあり、彼はペースアップしなければならなかったが、偉大な才能を持っているし、そのうち素晴らしいレベルに戻ると思うよ。僕たちはとても信頼しているし、彼をリスペクトしている。冷静でいてほしいね。彼は強いし、僕たちもついているよ。僕も今日ミスをしたが、間違いは人間の一部。最後の結果が大事だ」

まだまだ新天地での旅は始まったばかり。デ・リフトは徐々にイタリア、そしてユヴェントスのサッカーに慣れ、本来の力を発揮することができるのか。20歳と若く、まだまだ発展途上だ。

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