“死の組”生き残りを懸けた一戦に臨むインテル 断ち切りたい不吉なデータ

インテルはエースの一撃で嫌な流れを断ち切りたいところだが photo/Getty Images

インテルはドイツ勢が苦手?

今季から名将アントニオ・コンテを招聘し、夏の移籍市場でFWロメル・ルカクやDFディエゴ・ゴディンといった名手をチームに加えたインテル。充実の陣容を整え2019-20シーズンに臨んでいる彼らはセリエAでここまで首位ユヴェントスと勝ち点差「1」の2位につけている。国内ではまずまずの滑り出しを見せていると言っていいだろう。

しかし、チャンピオンズリーグではなかなか本領を発揮できていない。ここまでグループリーグ2試合を終えて1分1敗の3位。特に第1節スラヴィア・プラハ戦での引き分けは痛かった。このドロー決着が後に響いてくることは間違いないだろう。グループFはバルセロナとドルトムントが同居する“死の組”だけに、格下とも言える相手に対しての取りこぼしは避けたかった。

とはいえ、過ぎてしまったことは仕方ない。インテルは死に物狂いでバルセロナとドルトムントから勝ち点を奪いに行くしかない状況だ。グループリーグ突破のためには、まず現地時間23日に行われるドルトムント戦で勝利を掴みたいところ。
しかしこの試合に臨むにあたり、インテルには少々ネガティブなデータがある。彼らは実に8年半もの間、欧州の舞台においてドイツ勢に勝利することができていないのだ。伊『calciomercato』によると、インテルがドイツのクラブ相手に最後に勝利を挙げたのは2010-11シーズンのCL準決勝2ndレグバイエルン・ミュンヘン戦で、以降は6試合を戦って1分5敗。相性は最悪と言えるだろう。その中にドルトムントは含まれていないものの、同メディアは今回もこのジンクスが続いてしまうのではないかと懸念している。

はたして、インテルは今回の試合で苦手なドイツ勢を克服することができるのか。今までとは一味違うチームが完成しているだけに、嫌な流れはここで断ち切っておきたいところだ。

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