センターバックを務めながら、レアル・マドリードの一員として15シーズン連続で得点を決めてくる驚異のDFがセルヒオ・ラモスだ。最近はスペイン代表でもPKキッカーを任されており、DFながら得点能力が非常に高い。
今季はまだリーガ・エスパニョーラでこそ得点がないが、1日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のクラブ・ブルージュ戦で得点を記録。これで15シーズン連続の得点となり、クラブ公式Twitterもこの偉大な記録を称賛している。
センターバックを務めるだけあって、基本的にはセットプレイからの得点だ。ラモスは184cmとサイズはそこまで大きくないのだが、とにかく身体能力が高い。自身よりサイズのある選手よりも跳躍力とポジショニングで優位に立ち、強烈なヘディングシュートを突き刺してくる。
スペイン代表ではここまで通算21得点を決めているが、これは元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティや元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム、元フランス代表FWフランク・リベリらの得点数も超えている。PKでの得点が多いとはいえ、ここまで得点を積み重ねるセンターバックも珍しい。
チャンピオンズリーグ決勝の終盤にチームを救う同点弾を決めたり、異様な勝負強さを見せてくるところもラモスの魅力だ。ヘディングあり、フリーキックあり、時にはオーバーヘッドシュートまで炸裂させる。現代ではNo.1の超攻撃型センターバックと言っていいはずで、ラモスは今季も対戦相手の脅威となることだろう。
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