フィオレンティーナに新たな悪童が? 天才レフティー獲得へ照準

レンヌでプレイしていたベン・アルファ(右) photo/Getty Images

上位進出への野心は止まらず

今夏にフランク・リベリ、ケビン・プリンス・ボアテングなど積極的な補強に動いてきたセリエAのフィオレンティーナが新たな実力者獲りへ近づいているようだ。

その選手とは、レンヌなどでプレイしてきたフランス人FWハテム・ベン・アルファだ。ベン・アルファは若い頃より天才と呼ばれてきたレフティーだが、強すぎる個性が問題視されることもあった。レンヌ退団後はフリーの状況となっていたが、伊『TuttoSport』によればフィオレンティーナが獲得に名乗りを挙げたという。

ベン・アルファにはウェストハム、サンプドリア、トルコのフェネルバフチェも興味を示していたようだが、いずれもベン・アルファを振り向かせるものとはならなかった。フィオレンティーナはリベリやボアテング、ボビー・ダンカンらを加えて上位進出への野心を見せており、今季のセリエAでも興味深いチームの1つとなっている。そのプロジェクトにベン・アルファも魅せられたのかもしれない。
前線ではイタリア注目の若手FWフェデリコ・キエーザもおり、ベン・アルファも加えればフィオレンティーナの前線はかなり豪華なタレント軍団となる。英『The Sun』はベン・アルファのことをバッドボーイと表現しているが、ボアテングも悪童と呼ばれてきた選手だ。そうした暴れん坊が1つのチームに集結するのは非常に興味深い。扱いにくいところもあるだろうが、噛み合えば魅惑の攻撃が完成することだろう。

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