マンチェスター・ユナイテッドにリオ・ファーディナンド、ネマニャ・ビディッチがいた頃はセンターバックの控え要員という立ち位置だったが、その時から一定の評価を得ていたのがDFジョニー・エヴァンスだ。
エヴァンスはマンUの下部組織出身選手で、2008-09シーズンあたりから徐々にブレイク。2015年にWBAヘ移籍するまで、いぶし銀なセンターバックとしてチームを支えてきた。そのエヴァンスは現在レスター・シティでプレイしているのだが、レスターではチャグラル・ソユンクとコンビを組んで今季の失点を僅か5点に抑えている。これはリヴァプールと並んで現在リーグ最少の数字となっており、安定した守備と確かな統率力で好調レスターを支えているのだ。
一方で今のマンUはどうだろうか。センターバックではハリー・マグワイアとヴィクトル・リンデロフが奮闘しているが、ファーディナンドとビディッチのコンビとは比べられない実力差がある。またバックアッパーも十分ではなく、エヴァンスがマンUに残っていればと考えるサポーターもいるのではないか。
英『sky SPORTS』によると、過去にリヴァプールなどを指揮した経験を持つグレアム・スーネスもエヴァンスをトップクラスのオールラウンドDFと絶賛。今のマンUに加われる存在と語る。
「エヴァンスは31歳だが、まだピークは来ていないよ。ユナイテッドの最終ラインを見ると、彼はユナイテッドのチームに入れると思う。彼はパスも出せるし、危機察知能力もある。彼は私にとってトップクラスのオールラウンドDFなのさ」
レスターはあくまで中堅クラブだが、全体的にマンUより安定感があるのは明らかだ。マンUサポーターはエヴァンスの活躍をどのような心境で見つめているのだろうか。
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