今季のアトレティコは堅守速攻だけじゃない 主将が語る“NEWスタイル”

今季のアトレティコについて語ったコケ photo/Getty Imaegs

「今までとは少し違った変化を」

今夏はアトレティコ・マドリードにとって”変化”の季節だった。FWアントワーヌ・グリーズマンやMFロドリ、DFリュカ・エルナンデス、DFディエゴ・ゴディンらこれまでチームの中核を担ってきた選手を次々と放出し、FWジョアン・フェリックスやMFマルコス・ジョレンテ、DFキーラン・トリッピアーなどといった実力者を獲得した。大幅に選手を入れ替えたことによる急速な弱体化も懸念されたたが、彼らはここまでリーグ戦6試合を戦って4勝1分1敗の3位につけている。他のライバルクラブがスロースタート気味なこともあるが、まずまずの滑り出しと言っていいだろう。大規模な血の入れ替えを行った直後であることを考慮すれば上出来だ。

しかし、今の彼らはまだまだチーム作りの初期段階に過ぎないと主将は語る。スペイン『as』のインタビューに登場したMFコケはまず、アトレティコがチームのベースを作らなければいけないと主張。そして同時に、今季の彼らは今までと少し違うスタイルで戦うことになるかもしれないと次のように述べた。

「まだグループを作成している途中だ。今夏には大きな変化があった。新しくチームに加わった選手はアトレティコに多くのものをもたらしてくれているし、多くの若手がここでうまくやりたいと望んでいる。まず僕らが最初に取り組むべきはグループを作ることだね。ベースを作らなきゃ。僕らは今までとは少し違った変化をつけようとしている。おそらく、これからの試合では今までよりもボールを保持する僕らを見る機会も増えるだろう。これは数年前の僕らにはあまり見られなかったことだ。でも、基本的な考え方は同じだよ。秩序を守って仕事をし、守備的にも強い。そして、よく攻撃もするのさ」

これまでは堅守速攻のイメージがあったアトレティコだが、これからはポゼッション重視の戦いを披露する機会も増えるようだ。戦術の幅が広がった赤白軍団がどこまでやれるか。今季のリーガ・エスパニョーラにおける見所の一つとなりそうだ。

そうなると、昨季まで中盤の底でゲームをコントロールしていたMFロドリの放出は痛かったかもしれない。しかし、それについてもコケは言及。選手がアトレティコでプレイするのは権利であって義務でないと主張している。

「残留はして欲しかったけどね。でもロドリは自らの口から説明していたように、自身の考えや哲学に基づいて(マンチェスター・)シティに移籍したんだ。それは尊重されないといけないよ。僕は常に言ってきた。我々はこのクラブでプレイしたい人間を望んでいると。アトレティコでプレイするのは何も義務じゃなんだ。でもここでプレイしたい選手は、肉体的にも精神的にも100%の力を出さなければいけないね」

去る者追わず。アトレティコのために全てを捧げる覚悟のある者とのみ、高みを目指すと話したコケ。はたして、2019-20シーズンの彼らはどこまで上り詰めることができるのか。一枚岩となってリーグ優勝、ひいてはチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げたいところだ。

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