キエッリーニにも責任あり!? コンテに3バック導入を提案した8年前

ユヴェントスを指揮していた当時のコンテ photo/Getty Images

それがインテルのものとなってユーヴェに牙を剝く

アントニオ・コンテ率いるインテルが好調だ。開幕前から評判は高かったが、その通りに開幕5連勝を記録。10得点1失点と内容も抜群で、まずはスタートダッシュに成功した。

そんなインテルのベースとなっているのは、コンテがお得意とする3バック。ミラン・シュクリニアル、ディエゴ・ゴディン、ステファン・デ・フライで構成される3バックは安定感抜群で、個の能力も高い。セリエA屈指の守備力を誇る最終ラインと言ってもいいだろう。

今や3バックはすっかりコンテの代名詞となったわけだが、いつからコンテは3バックを愛用するようになったのか。伊『Corriere dello Sport』は、コンテがユヴェントスを指揮していた2011年のナポリ戦が始まりだったと伝えており、当時ワルテル・マッツァーリが指揮していたナポリの対抗戦術として3バックを使用したのだ。
しかも興味深いのは、コンテに3バックを提案したのはユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニだという。そこからコンテは3バックを愛用するようになり、チェルシーでもこのシステムを使ってプレミアリーグ制覇を果たした。その3バックが、今度はインテルのものとなってユヴェントスに牙を剥いているのだ。

同メディアはキエッリーニも責任を負うべきと冗談交じりに伝えているが、キエッリーニもまさかコンテの3バックが厄介な相手になるとは思っていなかっただろう。ユヴェントスの一強状態に終止符を打つのは、キエッリーニ提案の3バックをマスターしたコンテ・インテルかもしれない。

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