バークリーじゃなかったのか? PKキッカー変更したチェルシーにファン疑問

CLバレンシア戦でPKを外してしまったバークリー photo/Getty Images

結果には満足しているものの

「次の機会ではボールがゴールに入ることを願っている」。チャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節バレンシア戦後、この試合でPKを外したMFロス・バークリーに対して主将のDFセサル・アスピリクエタはこのような励ましの言葉を送っていたが、彼に「次の機会」は巡ってこなかった。

現地時間25日に行われたカラバオ・カップ(EFL杯)3回戦でグリムズビー・タウンと対戦したチェルシー。この一戦は大量7得点で格下チームを圧倒したチェルシーに軍配が上がったが、試合中に起きたある出来事がファンの関心を集めている。

それはPKキッカーだ。43分にPKを獲得したチェルシー。バレンシア戦で失敗こそしたものの、試合後にフランク・ランパード監督が「スタートから出た試合では、ロスがPKキッカーを務める」と断言していたこともあって、誰もがバークリーがその任を務めると思ったはずだ。しかし、キッカーを任されたのはFWペドロ・ロドリゲスだった。
ペドロはこのPKを難なく沈めたものの、ファンはこの選択がいまいち腑に落ちていないようだ。そんなSNS上の声を英『Football London』がいくつか紹介している。

「なんでペドロがPKを蹴ったんだ? キッカーはバークリーじゃなかったの?」

「ピッチにバークリーはいたよな? なんでペドロ?」

「ペドロで満足しているけど、これでランパードの言葉の意味がわからなくなった」

もちろん、彼らの多くがランパード監督の発言が選手を擁護する目的だったことは理解しているだろう。しかし、それならバークリーのキッカーについて指揮官があそこまで言い切る必要はあったのだろうか。PKが成功したことについては満足だろうが、ファンの心の中には何かが引っかかる結果となっている。

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