昨夏DFローラン・コシェルニーが退団したことにより、今季からMFグラニト・ジャカがキャンプテンを務めているアーセナル。しかし、新キャプテンのパフォーマンスはここ最近低調だ。リーグ戦第4節のトッテナム戦では不用意なタックルでPKを与えるなど、その不安定さは否めない。ファンからは彼の先発起用に対する不満の声も出てきている状況だ。ジャカのメンタル面なども考慮し、ウナイ・エメリ監督は一度彼の起用法を考え直すべきかもしれない。
ジャカをスタメンから外すとなれば、誰が代わりに腕章を巻くべきか。クラブOBであるポール・マーソン氏は今夏加入したベテランDFに任せてみてはと提案している。そのベテランDFとはダビド・ルイスだ。同氏は毎週スタメン起用されるブラジル人こそがチームを牽引するにふさわしいと次のように語った。英『Daily Mirror』が伝えている。
「私はD・ルイスにキャプテンを任せるべきだと思う。彼は真の勝者だ。毎週プレイしているし適任だよ。私が最も心配しているのは、エメリがキャプテンを持ち回り制にすることだ。ここにきてから1年半の月日が経っても彼はそれをやろうとする。なぜならチームが固定できていないからだ。良いチームは固定メンバーで戦うが、アーセナルは毎週誰がピッチに立っているかわからないからね」
まだ正式にキャプテンが決定していない今、エメリ監督は昨季のようにキャプテンを持ち回り制にするではないかとマーソン氏は懸念している。しかし、そういった状況になっても仕方ないのかもしれないと理解も示し、ローテーション制になった場合の候補も挙げている。
「私はFWがキャプテンを務めるのが好きではないが、(ピエール・エメリク・)オバメヤンはその候補の1人だと思う。前線の3人はほぼ固定されている。スタメン選びはそこから始まるからね。彼らは毎週プレイする」
やはり、キャプテンはスタメンに固定されている選手に任せるべきとの考えのようだ。はたしてジャカをスタメンから外す場合、腕章を巻くのは誰になるか。エメリ監督の今後の判断に注目だ。
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