27日にフローニンヘンからPSVへの移籍に関して、両クラブ間で合意がなされたことが発表された日本代表MF堂安律。この契約が正式に成立するまで、あとはメディカルチェックを残すのみとなっており、日本の若きストライカーのオランダ強豪クラブにおける活躍に期待が高まっている。
オランダ『The Telegraaf』によると、PSVは移籍金750万ユーロ(約8億8000万円)程度で堂安を獲得したとのこと。当初、フローニンヘンの要求額は1400万ユーロ(約16億4000万円)にものぼるとされていたが、その半額近い金額で今回の移籍は合意に達している。昨季21ゴール12アシストを記録し今夏ナポリへ移籍したメキシコ代表FWイルビング・ロサーノの代役にこの金額で堂安クラスの選手を確保できたのは、PSVにとって非常にお得だったと言えるだろう。
そして、この一報には現地の人々も興奮を隠せないようだ。この移籍を伝えるクラブ公式Twitterのツイートに多くファンが反応。その中には、移籍金の安さに驚く投稿も見受けられる。
「素晴らしいタレントを獲得した。数年後にはトップクラブへ行ける逸材だ」
「750万ユーロだって? こんなに才能豊かなのになぜそんなに安いんだ?」
「ロサノの後任として十分すぎる選手だ」
「ドウアンがPSVでプレイする時が待ちきれないよ」
はたして、堂安は新天地でどれほどのインパクトを残してくれるのか。日本が誇る若きサムライがオランダを支配する日は近いかもしれない。
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