いつまでも若手じゃいられない? “生え抜きFW”がアーセナルを離れた理由

今夏アーセナルからエヴァートンに移籍したイウォビ photo/Getty Images

大型補強の裏で

今夏移籍市場で大型補強を敢行したアーセナル。予算が少ないと言われていた中、ここまで積極的に動いたことにファンをはじめ、多くの人が驚いたことだろう。しかし、チームを離れるという決断を下した選手もいる。エヴァートンへ移籍したFWアレックス・イウォビだ。

アーセナル下部組織出身のイウォビは2015年7月にトップチームへ加入して以来、同クラブの生え抜き選手として通算149試合に出場。“絶対的レギュラー”とまではいかないものの、それなりの出場機会は得ていた。そんな彼は今回、なぜ移籍を決断したのだろうか。その理由を本人が説明している。

「監督やSDと話して彼らに魅了されたんだ。オファーが魅力的過ぎて断ることはできなかったよ。監督は僕に『ここには君のための場所がある。我々は君を迎える準備ができているよ』って言ってくれたんだ。基本、すべてが選手として聞きたい言葉だったよ。僕はアーセナルで常に“ヤングスター”のイメージがついていた。でもこの移籍がうまくいけば、プレミアリーグに自分の名を刻むことができるし、エヴァートンで歴史を作ることができるんだ」
イウォビがこのように語ったことを英『Football London』が伝えている。この23歳は常に若手として見られることからの脱却を図るべく、エヴァートン行きを決心したようだ。

サッカー界には“注目の若手”と周囲に期待をかけられながらも、大成しなかった選手が大勢いる。はたして、イウォビはエヴァートンでワールドクラスとなることができるのか。2019-20シーズンはこの23歳にとって勝負の年となるだろう。

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