コレアを諦め、イスコかハメスを獲得へ
ACミランの若き守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが、今夏の移籍市場でチームを離れることになるかもしれない。
ミランの下部組織出身で、2015年に16歳ながらイタリア名門クラブのトップチームへの昇格を果たしたドンナルンマ。2015-16シーズンの半ばからレギュラーの座を奪い取ると、契約延長交渉問題や移籍騒動など紆余曲折もあったが、最終的にはミラン愛を貫き通し、今日までチームの守備を牽引してきた。現在もいくつかのクラブがドンナルンマに興味を示しているようだが、選手自身は今夏も残留を希望していると先日地元メディアが報じていた。
ただ、そんなドンナルンマをミランが売却する可能性があるという。伊『Gazzetta dello Sport』など複数の伊メディアによると、今夏のメインターゲットとしてきたアトレティコ・マドリードMFアンヘル・コレアとの交渉難航により、ミランは現在、レアル・マドリードからMFイスコ、もしくはMFハメス・ロドリゲスの獲得を画策しているとのこと。経験豊富なGKぺぺ・レイナを正守護神へ昇格させ、エースストライカーであるクシシュトフ・ピョンテクをサポートする相方となるような選手を補強しようとしているようだ。その資金調達を行うために、以前からドンナルンマに興味を示してきたパリ・サンジェルマンが提示金額を満たすようなオファーを出せば、ミランは同選手の売却に動く可能性が高いという。
はたして、ドンナルンマのミランでの旅は今夏で終わりを迎えてしまうのか。一方、ミランは理想とする補強を行うことができるのか。今後の動向にも注目だ。