ライバルはマンCだけじゃない! クロップが危惧する“本命以外”の躍進

ライバルはマンCだけではないと語ったクロップ photo/Getty Images

開幕を目前に控えてコメント

とうとう開幕を迎えるプレミアリーグ。多くのチームが10日に開幕節を戦うが、リヴァプールはそれらよりも1日早くアウェイで昇格組のノリッジと対戦する。昨季マンチェスター・シティとわずか1ポイントで栄冠を逃した彼らは新シーズンこそ優勝を掴まんと、選手はさぞ燃えていることだろう。「今季もマンCとの一騎打ちになるのでは」との予想も多いが、ユルゲン・クロップ監督に油断はない。同監督は新シーズン、リヴァプールのライバルとなるのはマンCだけではないと主張している。

「タイトルは少なくとも6つのチームが争っていると思う。例えば、エヴァートンはとても野心的であり続けようとしている。彼らは多くのことに取り組んでいるし、まだ何人かの優秀な選手が残っている。昨季までも良いチームだったし、とても興味深い新加入選手が加わったことによって改善しているんだ。そして、アーセナルやフランク・ランパードが新監督に就任したチェルシーが競争力を失うと予想している人の考えは理解できない。特にチェルシーはタミー・アブラハムをはじめとする複数の選手が復帰して、素晴らしいチームに仕上がっている」

クロップ監督は英『Sky Sports』に対してこのように語っている。思わぬ伏兵がタイトル争いに加わる可能性を危惧しているようだ。続けて、指揮官は今季のチームに要求することを次のように述べた。
「昨季の僕らは改善しなければいけなかったし、実際それをやってのけた。ストレスのかかる場面に対して我慢強くなり、自分たちのやっていることに自信を持つのは非常に重要なことだ。まだまだ改善することはあるけど、まず最初はそのレベルに到達する必要がある。ただ単にスイッチを押すだけで、できることじゃないからね」

昨季のレベルにまでチーム状態を引き上げることを最初の目標に設定したクロップ監督。はたして、2019-20シーズンのリヴァプールはどのような戦いを披露してくれるのだろうか。まずは開幕戦でノリッジに勝利し、好調な滑り出しを見せたいところだ。

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