昨季の大爆発が1シーズン限りのものではないと証明できるのか。ドルトムントMFジェイドン・サンチョにとって今季は勝負のシーズンとなるが、そんな心配は無用なのかもしれない。
3日に行われたドイツ・スーパー杯のバイエルン戦で、サンチョは2-0の勝利に導く圧巻のパフォーマンスを披露した。ドリブルの切れ味は相変わらずで、このゲームでは1ゴール1アシストの大暴れ。もはやブンデスリーガを代表するアタッカーの1人と言ってもいいだろう。
ブンデスリーガ公式によると、チームメイトのMFアクセル・ヴィツェルやFWマルコ・ロイスもサンチョの能力を絶賛する。サンチョの攻撃力はドイツ王者・バイエルンをも恐れさせるものであり、チームメイトから絶対の信頼を受けているようだ。
ヴィツェルは、「ジェイドンは本物のタレントだよ。バイエルンのディフェンダーでさえ彼がボールを持つと恐怖している。彼は速いし、テクニックがあり、自身で得点を奪うこともできれば味方にチャンスを与えることもできる。本当に完成された選手だよ」とコメント。
前線で相棒的存在となっているロイスは、「ジェイドンが1対1を仕掛けた時、相手DFにとっては信じられないくらい難しいものとなる。彼はファンタスティックな選手で、今も学んでいる」と称えている。
今季もサンチョの立場は安泰と言ってよさそうだ。ブレイクしたばかりのヤングスターから、真のワールドクラスへ。サンチョはまた一歩評価を高める準備ができている。
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