今夏の興味深い移籍の1つとして取り上げられたのが、リヨンMFナビル・フェキルのレアル・ベティス行きだった。フェキルはリヴァプール行きも噂されたほどの選手で、2017-18シーズンにはリーグ・アンで18得点を記録している。チャンピオンズリーグに出場するクラブでもプレイできるだけの素質は備えているはずだ。
その中で最終的にフェキルはベティスへ向かうことになり、しかも移籍金は2000万ユーロほどとかなりお得だ。天才レフティーがリーガでどんなプレイを見せてくれるのか楽しみだが、忘れてはならない選手がもう1人いる。ベティスには昨季も輝きを放ったレフティーがまだいるのだ。
それはMFセルヒオ・カナレスだ。昨季リーガで7得点2アシストを記録したカナレスは、若い頃より天才肌の選手と言われてきた。負傷に悩まされてきたが、昨季はキャリアハイの得点数を記録。コンディションが整っている時は恐ろしい力を発揮する選手だ。
フェキルもカナレスもレフティーとなっているため、共存には少し時間がかかるかもしれない。しかし、2人の関係がフィットすれば今季のベティスはかなり面白いチームとなる。昨季も攻撃性は高く評価されていただけに、フェキル加入でさらに一歩上へ行きたいところ。
果たしてベティスは昨季の10位を上回る成績を残せるのか。天才レフティー2人の共鳴に期待したい。
・カナレスのプレイ集
・フェキルのプレイ集
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/