今こそ武藤嘉紀が輝く時! ペレス退団で地元紙が期待する”サムライFW”爆発

ニューカッスルの武藤 photo/Getty Images

1年目は苦しい結果となったが……

4日、ニューカッスルFWアヨゼ・ペレスがレスター・シティへ移籍することが発表された。ペレスは昨季ニューカッスルでリーグ戦12得点を記録しており、得点力不足に悩んでいたニューカッスルにとってペレス流出は大きな痛手だ。ペレスは3000万ポンドの移籍金で売却されているため、ニューカッスルは今夏のうちにペレスの穴を埋めなければならない。

補強も1つの選択肢ではあるものの、地元紙『Chronicle Live』が期待をかけているのは日本代表FW武藤嘉紀の存在だ。武藤は昨夏マインツからニューカッスルに加わったものの、指揮官ラファエル・ベニテスの信頼を勝ち取ることができなかった。失望のプレミア1年目となったわけだが、ペレス退団は大きなアピールチャンスだ。

同メディアは武藤が昨季出番を確保できなかった理由として、英語力の問題でベニテスの指示をきっちりと理解できていなかったこと、ペレスと少しタイプが似ていたことを挙げている。ペレスが退団したため、2つ目の問題はクリアされたことになる。ポイントはコミュニケーションの部分だろう。ベニテスはすでに退任したが、今夏からは新たな指揮官とコミュニケーションを取っていく必要がある。
武藤もそこは理解しているはずで、同メディアはコパ・アメリカのメンバーに選ばれなかった武藤はフィットネスや語学勉強に今夏多くの時間を割いたと伝えている。英語力が改善されているはずと期待されているのだ。

2019年に入ってからの武藤はアジアカップに出場したこともあるが、63分間しかニューカッスルでプレイできていない。同メディアも迫力に欠ける1年目だったと厳しい評価を下しているが、それでも今夏のプレシーズンでアピールできればスタメンを確保できる可能性は十分にあると捉えている。ペレス退団で最も状況が変わると期待されているのが武藤なのだ。武藤としてもプレミア2年目にしっかりと結果を残したいところで、A代表でもポジションを確保したい。勝負の夏がスタートしている。

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