鹿島の万能アタッカーは全ての監督の”夢” ACLで絶賛された40ヤード突破

ドリブル仕掛ける土居 photo/Getty Images

ユーティリティ性称えられる

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝では、鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島の日本勢対決が実現した。20日の1stレグではホームの鹿島が1-0と先勝したが、このゲームで重要な役割を果たしたと評価されたのが鹿島MF土居聖真だ。

『FOX Sports Asia』は今回の準々決勝1stレグのベストプレイヤー5名をリストアップしており、その1人に土居を挙げている。土居は前半24分にピッチ中央からドリブルで独走し、左足のクロスでセルジーニョの決勝点を演出している。土居のクロスは相手DFの伸ばした足に当たったものだったが、それでも土居がチャンスを演出したことに変わりはない。

「あらゆる監督にとって、ユーティリティ性ある土居をチームに抱えるのは夢だろう。27歳のMFは前線でセルジーニョと並び、守備時には高い位置からプレスをかける。一方で攻撃時にはボールを受けるべく中盤に降りていた。また土居は24分に40ヤードをドリブルし、セルジーニョのヘディングゴールに深く関与した」
同メディアはこのように土居を称えており、1stレグ勝利の立役者となった。鹿島はホームで1-0と先勝し、25日の2ndレグを迎える。

そのほかに同メディアは広州恒大のMFパウリーニョ、浦和レッズ撃破に貢献した蔚山現代のFWキム・インソン、全北現代MFムン・ソンミン、上海上港のウ・カイを1stレグのキーマンとして紹介している。

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