ウルグアイ×日本のキーマンは誰だ? 若きサムライから選ばれたのは……

試合のキーマンとなりそうなウルグアイのベンタンクール(左)と日本の久保建英(右)photo/Getty Images

両国の若き逸材ベンタンクールと久保建英

現地時間20日、コパ・アメリカ2019のグループC第2節が行われ、日本代表とウルグアイ代表と相見える。この一戦を前に、大手スポーツメディア『FOX SPORTS』のアジア版が、試合のキーマンとなるであろう選手を両国から1人ずつ選んでいる。

『FOX SPORTS』がウルグアイのキーマンとして名前を挙げたのが、21歳ながらイタリアの絶対王者ユヴェントスでチームの主力として活躍しているMFロドリゴ・ベンタンクールだ。ウルグアイでは司令塔として攻撃の起点になったり、イタリアで磨きをかけたボール奪取力でピンチの芽を摘んだりと、攻守にわたって貢献。グループリーグ初戦のエクアドル戦でも両チーム最多となるタックル成功数を記録していた。

ただ代表デビュー以降、中盤でよくコンビを組んできたMFマティアス・ベシーノがエクアドル戦で負傷し、チームから離脱。こういったこともあってか、ウルグアイの若き司令塔について同メディアは「ベシーノの怪我は、ウルグアイのエンジンとして素晴らしいフォームを維持する彼のすべてのアクション、パフォーマンスに大きな負担がかかることを意味する」との見解を示している。ベンタンクールにとって日本戦は、真価が問われる試合となるかもしれない。
一方、日本のキーマンにはMF久保建英を選出。コパ・アメリカ開幕直前にレアル・マドリードへの移籍が発表され、今大会でも注目を集めている日本の若き逸材だ。0-4で敗れたチリ戦でもドリブルで相手守備陣を切り裂くなど、光を放つ場面がいくつかあり、海外メディアからも一定の評価を得ていた。『FOX SPORTS』も「レアルと契約したティーン英ジャーは、敗北したチリ戦でも並はずれた才能をチラつかせていた」と紹介した上で「代表チームで最も強固な守備のひとつされる相手との試合で、高い評価を得ようと熱心でいるだろう」と綴っている。はたして、久保はウルグアイ戦でも光を放ち、決勝トーナメント進出へ向けて日本に勝ち点をもたらすことができるのか。

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