アーセナルは中盤の潰し屋を放出してもいい? 「適切なオファーならば……」

アーセナルのトレイラ photo/Getty Images

クラブOBの考えは

今季もトップ4入りを逃してしまったアーセナルは、今夏に即戦力となる選手を数名迎えたい。特に気になるのは失点が目立つ最終ラインだ。今季は51失点を喫しており、この失点数で上位争いに絡むのは難しい。

英『The Sun』によると、アーセナルOBのチャーリー・ニコラス氏は、最終ラインの補強のためならば数名の選手を売却してもいいと考えている。高給取りな部分ばかりが注目されるMFメスト・エジルはもちろんだが、昨季サポーターのハートを掴んでいたMFルーカス・トレイラまで売却可能だとコメントしている。

「我々はアーロン・ワン・ビサカのような選手は獲得できないが、最終ラインは全体的に新しい選手が必要だ。6000万ポンドから7000万ポンドで3人のDFが必要となる。誰が出ていくのか?適切なオファーが届けばエジルは売却するだろう。ムヒタリアンも売却可能だ。オバメヤンとラカゼットは残したい。トレイラはイタリア復帰に関心があるように見える。適切なオファーならば、理解できるね」
アーセナルで絶対欠かせない存在は破壊力抜群のコンビとなったピエール・エメリク・オバメヤンとアレクサンドル・ラカゼットのみということなのだろうか。最終ラインさえ安定すれば、ある程度戦えるとニコラス氏は考えているのだろう。

アーセナルにはスマートな補強が求められるが、クラブは今夏どう動いてくるのか。

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