ブンデスリーガの頂点を目指すドルトムントは積極的な補強に動いているが、さらに楽しみなのは下の世代だ。ドルトムントのU-19カテゴリーは今季ドイツ王者に輝いており、優れたタレントが揃っている。
ブンデスリーガ公式は数年後にトップチームで活躍できるのではないかと予想される選手を5人紹介している。彼らの成長もドルトムントがバイエルンから王座を奪い返すために必要なものかもしれない。
1.ルカ・ウンベハウン(GK/18歳)
今季U-19のカテゴリーで21試合に出場し、9度のクリーンシートを達成したウンベハウンは、ドイツ最高の若手選手の1人と評価されている。数年後にはトップチームで守護神争いに絡んでくると同サイトは予想しており、まずはトップチームで2番手GKになりたいところ。
2.トビアス・ラシュル(MF/19歳)
ラシュルはU-19チームの絶対的な主将で、守備的MFとして中盤の底からチームをまとめる役割を担う。守備力が高い評価を受ける一方で、今季はリーグ戦で4得点を記録。得点に絡む力もあり、トップチーム入りへ近づいていると同サイトも期待をかける。
3.マヌエル・フェライ(MF/18歳)
近年はオランダサッカー界から優れた若手が続々と出てきているが、2017年にAZからドルトムントにやってきたフェライもオランダ期待の攻撃的MFだ。加入からすぐに実力を発揮し始め、今季はリーグ戦で4得点9アシストを記録。得点、チャンスメイクの両方で貢献できる実力者だ。
4.エンリケ・ペナ・ザウナー(MF/19歳)
フェライと同じく得点とチャンスメイクの両方で違いを生み出せる攻撃的MFで、今季トータルでは12得点11アシストを記録。得点とアシストの両方が二桁に達した選手はU-19のチーム内ではザウナーただ1人だという。左右両足を使い分けることもでき、将来が楽しみな選手だ。
5.エムレ・アイディネル(FW/19歳)
最後はトルコの世代別代表としても活躍するセンターフォワードのアイディネルだ。ドルトムントでは先日14歳のFWヨウスファ・ムココがU-19チームに昇格したことが発表され、FWではムココに全ての注目が集まっている。しかし同サイトは、トップチーム入りへ1番近いところにいるのはアイディネルと評価している。年齢的なことはもちろんだが、今季リーグ戦では17得点7アシストとしっかり結果も出している。
彼らがトップチームで競争に絡むことができれば、チームはさらに成長できるだろう。若手育成に長けるクラブなだけに、U-19に揃うタレントたちを上手く伸ばしたい。