自身の古巣を推薦
今季限りでこれまで18年間にわたって在籍したローマを退団した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ。次の目的地にはJリーグや複数の欧州ビッグクラブも噂されているが、ローマで同僚だったFWディエゴ・ペロッティは意外なクラブをオススメしている。
伊『calciomercato』によると、ペロッティが提案したのはアルゼンチンのボカ・ジュニアーズ。彼はデ・ロッシに自身の古巣へ加入してみるのはどうかと次のように述べた。
「ボカにとってデ・ロッシは理想的だね。彼の特徴はボカに合っていると思うよ。彼はW杯決勝を経験した選手だし、ラ・ボンボネーラ(ボカのホームスタジアム)にも恐れをなさないだろう。彼はプレッシャーを感じない男だからね」
南米でも屈指の熱狂的なサポーターを持つボカ。激しいライバル関係にあるリーベル・プレートとのダービマッチでは、怪我人が多発することも。しかし、ペロッティはこれまで数々のプレッシャーに打ち勝ってきたデ・ロッシなら、その環境に順応できると考えているようだ。偉大なカピターノが加入すれば、ボカのサポーターも大喜びだろう。
熱狂的なことで知られるローマっ子たちに長年慕われてきたデ・ロッシ。次の目的地にも、チーム愛が強すぎるサポーターを擁するクラブを選ぶこととなるのだろうか。さまざまな憶測が飛び交うが、彼には自身が一番幸せになる選択をしてほしいところだ。