スアレス、ベンゼマを超える男 元同僚が絶賛する新時代の”点取り屋”

フランクフルトのヨビッチ photo/Getty Images

素質は超一流

チームトップの点取り屋かどうかは別として、バルセロナではルイス・スアレス、レアル・マドリードではカリム・ベンゼマが最前線を任されてきた。リオネル・メッシ、昨季までレアルに所属していたクリスティアーノ・ロナウドと比べられると苦しいが、スアレスとベンゼマも世界を代表するセンターフォワードなのは間違いない。

そんな彼らを超えているFWが存在する。現在ブンデスリーガのシャルケでプレイするオマール・マスカレルが絶賛したのは、今季フランクフルトで躍動したFWルカ・ヨビッチだ。マスカレルは2016年から2年間フランクフルトでプレイしており、古巣でエースとなったヨビッチのことを気にかけているのだろう。

ブンデスリーガ公式によると、マスカレルはヨビッチがスアレスをも超えるポテンシャルを秘めていると絶賛。何でもこなせる万能センターフォワードだと語っている。
「ヨビッチはスアレスのような選手だが、より多くのクオリティがある。ベンゼマとヨビッチなら両者ともボールをキープできる選手だが、ヨビッチは空中戦にも強く、ヘディングも得意だ。左右両足を使いこなし、速く、強い。空中戦でも彼は常に相手の脅威となる。彼は昨季フランクフルトでファーストチョイスではなかったが、クオリティは見せていた。ピッチに入れば良いプレイをするし、得点も決める。特に空中戦は本当に印象的なんだ」

ヨビッチはレアル・マドリード移籍案が盛んに噂されるなど、今夏にステップアップを果たす可能性がある。スアレス、ベンゼマをも上回るストライカーとなれば恐ろしいが、誰もが認めるワールドクラスのストライカーとなる日はくるのか。

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