アザールではない! 長谷部も振り回されたELの”ドリブルキング”とは

チェルシーのロフタス・チーク photo/Getty Images

あのサイズでの突破は脅威

長谷部誠が所属するフランクフルトは2日にヨーロッパリーグ準決勝1stレグでチェルシーと対戦し、1-1で引き分けた。チェルシーのドリブルキングといえばエースのエデン・アザールを思い浮かべる人が多いだろうが、今回フランクフルトの脅威となったのはアザールではない。若きイングランド代表MFルーベン・ロフタス・チークだ。

191cmものサイズを誇る大型MFのロフタス・チークは、とにかくドリブルに馬力がある。相手と競り合っても強引にボールを前に運ぶこともできてしまい、チェルシーのゴールもロフタス・チークが球際の攻防で相手選手に競り勝ったところから生まれている。

長谷部がロフタス・チークのドリブルに翻弄される場面もあったが、英『Squawka』によればロフタス・チークは今季ヨーロッパリーグの決勝トーナメントに入ってから40回もドリブルを成功させている。フランクフルト戦でも9回成功させているが、この40回という数字は今季の決勝トーナメントでは最多だ。ロフタス・チークの推進力とテクニックはトップレベルにあると言っていい。
同メディアはフィニッシュの部分だけが物足りなかったと伝えているが、ロフタス・チークはチェルシーでスタメンを張るにふさわしい人材と言えよう。左のインサイドハーフはロス・バークリー、マテオ・コバチッチとのポジション争いがあるが、もはやロフタス・チークは3番手の男ではない。

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