香川、高原、長谷部! ”平成”に独で暴れたサムライにブンデス公式も大興奮[映像アリ]

ドルトムントで一時代築いた香川 photo/Getty Images

海外挑戦が当たり前になった平成

2019年5月1日。日本では平成の時代が幕を閉じ、新たな時代『令和』がスタートした。日本サッカー界の歴史はまだまだ浅いが、平成は大きく進歩した時代でもあった。その1つが日本人選手たちの海外挑戦だろう。令和も多くの日本人選手が海外へ向かうはずだが、こうした動きが当たり前になったのも平成の大きな特徴と言える。

中でも日本人選手が印象的な活躍を見せてくれたのが、ブンデスリーガだ。長谷部誠と香川真司はリーグタイトルまで獲得し、ブンデスリーガにおいて日本人選手は非常に高く評価されている。平成の時代にブンデスリーガと日本人選手の結びつきは強くなったわけだが、今回ブンデスリーガ公式も平成の時代に活躍したサムライを1つの映像にまとめてくれている。

まず最初に紹介されたのは、ドルトムントでブンデスリーガを2度制した香川真司。香川がブンデスリーガに与えたインパクトは強烈で、トップクラブで活躍する屈強な外国人選手たちが小柄な日本人のテクニックに振り回され続けた。お得意のループシュートやルールダービーでの衝撃2ゴールなど記憶に残るプレイも多く、ブンデスリーガへの道筋を作ってくれた1人と言える。
そこからはストライカーの紹介が続く。ハンブルガーSV、フランクフルトで活躍した元日本代表FW高原直泰、シュッツトガルトとマインツで得点を量産した岡崎慎司、現在ブレーメンで活躍を続ける大迫勇也と、彼らは日本人ストライカーも海外で通用することを証明してくれた特別な存在だ。ドイツの英雄オリバー・カーンのゴールを高原が破ったシーンも印象的で、日本のサッカーファンを熱くさせるスーパーゴールがいくつもあった。

そして最後にフランクフルトのリーダー・長谷部誠。ブンデスリーガでのプレイは10年を超え、海外組の中でも理想的なキャリアを歩んでいる。香川や大迫に比べると地味な印象もあるだろうが、規律を重んじハードワークを忘れず、チームをまとめられる長谷部こそ日本人選手の良さを詰め込んだ存在とも言える。海外のクラブが最初に求める要素はそこにある。

令和の時代も多くの日本人選手がブンデスリーガで活躍することだろう。令和ではブンデス最強のクラブであるバイエルンで活躍する日本人選手が出てくることにも期待したい。


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