経験豊富なハムシクが中国で大苦戦「こんな状況に遭遇したことがない……」

2月に中国の大連一方へ移籍したハムシク photo/Getty Images

やはり言葉の壁は大きいか

今冬の移籍市場で戦いの舞台を中国へ移したスロバキア代表MFマレク・ハムシクだが、新天地では色々と苦労しているようだ。

2007年夏にナポリへ移籍したハムシク。チームの象徴として10年以上も活躍してきたが、昨夏にカルロ・アンチェロッティ監督が新指揮官に就任すると、今季は出場機会が減少した。こういった状況もあってか、今冬の移籍市場で以前から移籍の噂があった中国への移籍を決断。今年2月にベルギー代表MFヤニック・カラスコを擁する大連一方へ移籍した。

新天地ではここまでリーグ戦6試合に出場しているが、ハムシクは未だに目に見える結果を残すことができていない。中国『CCTV(中国中央電視台)』のインタビューに応じた際、「僕はまだ、自分のパフォーマンスに満足していない。常にチームを助けるために全力を注いでいるが、これまでこんな状況に遭遇したことがないんだ。中国と欧州のサッカーには大きな違いがある。これを克服して、適応しようとしているけどね。例えば、ピッチでチームメイトをコミュニケーションを取ろうとしても、僕は言葉がわからない。ジェスチャーを使うことしかできないんだ。こういったことがたくさんあった」と明かしている。
そして「自分を含めて、ここではみんなが改善の余地がある。忠誠心は大事だし、僕はここで最善を尽くすことを約束するよ」と述べたハムシク。なるべく早く新天地に適応し、チームを飛躍させることができるのか。

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