因縁の相手と対戦するけど大丈夫? マウコムにミラン移籍の可能性

ローマ移籍目前だったマウコムは昨夏バルセロナへと移籍した photo/Getty Images

バルセロナでは苦しい時間を過ごす

ボルドーでの活躍が認められ、昨夏バルセロナへと移籍を果たしたブラジル期待のアタッカーであるFWマウコム。ローマ加入が目前まで迫っていたこともあり、周囲からは一時「裏切者」とも呼ばれた彼だがまたセリエA挑戦の話が持ち上がっているようだ。

マウコムの獲得を目指しているのはそのローマではなくミラン。伊『calciomercato』によると、ミランは1月に彼をレンタルで獲得しようと試みたがバルセロナ側がこれを拒否。それでもめげずに今夏再度獲得を検討しているという。しかし、この移籍話の行方は来季チャンピオンズリーグ出場権にかかっているかもしれない。マウコム獲得には経済面、ブランド面の充実が必要と同メディアは主張している。

マウコムは満を持してバルセロナに加入したものの、今季の公式戦出場は19試合。得点も4ゴールと物足りなさは否めない。同ポジションには31歳を迎えながらいまだサッカー界のトップに君臨するリオネル・メッシがいる。そんな状況のバルセロナよりもミランに移籍した方がマウコムにとってプラスになる可能性が高い。
現在のミランで主にマウコムと同じウイングの位置を務めているのはハカン・チャルハノールとスソ。両名ともに移籍の噂があるため、ミランはどうしても一線級のウイングを確保したい状況だ。もし、チャルハノールとスソが残留となっても彼らはテクニシャンタイプの選手。突破力のあるマウコムはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に重宝されるだろう。

ミラン加入となれば因縁のローマとリーグ戦で対決することになる。はたして、このブラジル人は今夏どのような決断を下すのだろうか。

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