ドルトムント、ブンデスリーガ記録となる驚異のデータが明らかに

先制点を決めたサンチョ(右)とそれをアシストしたロイス(左)photo/Getty Images

前半をリードして折り返せば52試合負けなし

ブンデスリーガで優勝争いを繰り広げるドルトムントが、長きにわたり継続している驚異のデータが明らかとなった。

21日に行われたブンデスリーガ第30節で、フライブルクの本拠地へ乗り込んだドルトムント。開始12分に左サイドの深い位置で得たスローインから細かくパスをつなぎ、マルコ・ロイスが中央へグラウンダーのクロスを入れる。これをジェイドン・サンチョが合わせ、幸先よく先制に成功した。

その後2点目が遠く、前半を1点リードで折り返したドルトムントだったが、後半に入るとゴールラッシュを披露する。まずは54分、ラファエル・ゲレイロの絶妙なスルーパスでDFラインの裏へ抜け出したロイスが落ち着いてゴールに流し込み、2点差に。そして、79分には素早いカウンターを仕掛けると、ロイスの左からの折り返しをマリオ・ゲッツェが合わせ、勝利を決定づける3点目のゴールを挙げた。さらに、途中出場を果たしたパコ・アルカセルが87分に、PKでダメ押しとなるゴールを決めて試合を締めくくり、4-0でドルトムントがフライブルクを相手に快勝を収めている。
データサイト『opta』によると、ドルトムントは前半をリードした状態でハーフタイムを迎えたブンデスリーガの試合において、直近52試合の成績が47勝5分と、黒星がないとのこと。勝率も9割を超えており、特定の条件ではあるものの、52試合も負けていないのはブンデスリーガ史上最長記録のようだ。

勝ち点「1」差で、首位のバイエルンを追走する2位のドルトムント。この勢いで逆転優勝を成し遂げることができるのか。前半をリードして折り返すことができるかが、今後の勝敗のカギとなるかもしれない。

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