イングランドの新星、移籍先にレアル急浮上? すでに家族がクラブと接触か

レアル移籍の可能性が浮上したライス photo/Getty Images

マンU移籍が有力とされていたが

先月EURO予選でイングランド代表デビューを飾ったウェストハムのMFデクラン・ライス。今夏移籍市場で人気銘柄となることが確実視されている彼だが、移籍先として“白い巨人”も浮上したようだ。ウェストハムOBである解説者のスコット・ミント氏がライスの去就について発言している。

「レアル・マドリードもライス獲得にむけて動き出していることと、彼らがライスの家族に接触していることを聞いたよ。(情報の出どころについて)私は言うつもりはない。でも、それは信頼できる情報源だ」

ミント氏は情報の入手元を守りつつ、ライスがレアルに移籍する可能性があることを明かした。英『The Sun』が伝えている。また、彼は以前からライス獲得に興味を示しているとされるマンチェスター・ユナイテッドについても言及している。
「マンチェスター・ユナイテッドはライスの獲得に動くだろう。プレミアリーグにおいて、そして世界的にみても偉大なクラブは彼のことを適正な価格で売り出される若者と認識しているはずだ。彼は特定のポジションでスター選手の1人になる可能性がある」

ライスは20歳のMF。主にアンカーを務めることが多く、ボール奪取能力の高さが魅力だ。元はCBを務めていたこともあり空中戦にも強い。今季はリーグ戦31試合に出場しており、第5節エヴァートン戦以降はすべての試合でフル出場を続けている。

レアルにはライスと似た役割を担う選手としてMFカゼミロとMFマルコス・ジョレンテがすでに在籍している。カゼミロはその強靭な肉体を活かした激しいディフェンスでレギュラーとしての地位を確立しており、ジョレンテも昨年のクラブW杯では目覚ましい活躍をみせた。ライスが素晴らしい選手であることは間違いないが、獲得となればレアルのアンカーは人員過多になる可能性がある。今の陣容を考えるとレアルが獲得するとは考えづらいが、はたして20歳の新星は今夏どこへ向かうのだろうか。

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