マンUは”3人”の若手実力者獲得で優勝狙える? 来季の新スタメン予想

来季は頂点を狙うマンU photo/Getty Images

スールシャールが注目すると言われる3人

オーレ・グンナー・スールシャールを正式な指揮官にすることを発表したマンチェスター・ユナイテッドは、来季こそプレミアリーグの優勝争いに絡みたい。スールシャールがマンUの追い求めていた理想の指揮官とするなら、今度は指揮官の求める選手を獲得する番だ。今夏の補強なしで優勝争い参戦は難しいだろう。

現在スールシャールが注目しているとされるのが、ドルトムントMFジェイドン・サンチョ、ウェストハムMFデクラン・ライス、クリスタル・パレスDFアーロン・ワン・ビサカの3人だ。いずれも若いイングランド人選手で、A代表での大活躍も期待されている。

そこで英『TalkSport』は、早くもこの3人を加えた来季の新スタメンを紹介している。3人の獲得も簡単ではないが、実現すれば確実なパワーアップとなる。
まずGKはダビド・デ・ヘアで変化なく、最終ラインは右サイドバックに獲得候補のワン・ビサカ、左サイドバックはルーク・ショー、センターバックはクリス・スモーリングとヴィクトル・リンデロフがコンビを組む。ワールドクラスのセンターバックを1枚獲得できれば理想的だが、さすがに贅沢かもしれない。右サイドバックはベテランのアシュリー・ヤングが担当することが多く、ここは世代交代のポイントだ。21歳の大型サイドバックのワン・ビサカは確実に獲得しておきたい。

中盤は獲得候補のライスがアンカー、その前にポール・ポグバとアンデル・エレーラを同メディアは入れている。アンカーはネマニャ・マティッチが担当しているが、マティッチに頼り切りなのも事実だ。今売り出し中のライスと競わせるのも面白い。

そして3トップは右にサンチョ、左にアントニー・マルシャル、中央にマーカス・ラッシュフォードとスピード自慢3人が揃う。アシストマシーンとなっているサンチョが加わればロメル・ルカクも活かせるはずで、優勝を狙える攻撃陣が完成だ。

ポグバをしっかりと残留させ、もう1枚センターバックも加えられれば完璧な夏となりそうだが、マンUはスールシャールが求める補強を実現できるだろうか。今夏にしっかりとベースを作りたいところだ。

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