パスでゲームを支配する! イングランドの20歳が憧れる”2人”のアンカー

イングランド代表のライス photo/Getty Images

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ワールドクラスのアンカーへ

ウェストハムでブレイクし、この3月にはイングランド代表でもデビューを飾った20歳のMFデクラン・ライス。ライスは185cmのサイズを誇る大型のMFで、アンカーの位置で奮闘するプレイヤーだ。

イングランド代表ではリヴァプールMFジョーダン・ヘンダーソン、トッテナムDFエリック・ダイアーなどがこの役割を務めてきたが、ライスの登場で立場が怪しくなると言われている。まだ20歳だが、それほどライスの評価は高い。

ライスもこのままアンカーのスペシャリストになっていきたいところだが、参考にしている選手が2人いるという。英『Telegraph』によると、ライスが語る憧れの2人はバルセロナのセルヒオ・ブスケッツ、そしてチェルシーMFジョルジーニョだ。
「ブスケッツは僕が子供の時から見てきた選手の1人だ。彼はセンターサークルから動かず、360度の視野がある。僕は20歳でこのポジションについて学んでいて、もちろん良くなるよ。ジョルジーニョのプレイやパスも好きだよ。自分のゲームにプラスできる能力だね」

ブスケッツもジョルジーニョも中盤の底からゲームを作れる選手で、ライスがどういった守備的MFになりたいのかが見えてくる。守備専任の選手となるのではなく、ゲームメイクでも違いを生み出したいのだろう。ブスケッツのレベルまで達すればイングランドにとって大きすぎる戦力となるが、憧れの領域に届くだろうか。

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