バイエルンのエースはまだまだ成長中! 進化した部分とは「得点数落ちたが」

バイエルンのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

昨季から大幅に伸びたデータ

バイエルンのFWロベルト・レヴァンドフスキは毎シーズンのようにブンデスリーガの得点王争いに絡んでくるワールドクラスのストライカーだが、今季は得点部分以外にも伸びているところがある。それはアシストだ。

レヴァンドフスキは今節のマインツ戦でもアシストを記録し、リーグ戦のアシスト数を二桁の10に伸ばしている。バイエルンに加入してからリーグ戦のアシスト数が二桁に乗ったことはなく、昨季は僅か2アシストだった。それが10アシストにまで伸びたとなれば、これは大きな進歩だ。

独『Welt am Sonntag』によると、レヴァンドフスキ自身もアシスト面を意識していると語っている。得点数は昨季のペースに比べるとやや落ちているが、チームファーストの精神を貫いているのだ。
「今季は違う形でプレイしているんだ。より成長した。アシストの成績を見れば分かるよね。今季は10のアシストを決めていて、僕の中では最高の数字だ。チームのベストをどう引き出せるかを考えてきたんだ。近年のシーズンからすると、得点数は少し落ちるはずだ。だけど、だから悪いシーズンというわけではない。ピッチ上での任務が変わったのさ。今はチーム全体のことに集中している。自分のことではなくてね。チームが第一なんだ」

昨季はこの段階で得点数が20を超えていたため、そこから考えるとペースは少々鈍い。しかしアシストが伸びているのならば問題はなく、バイエルンにとって重要な存在であることに変わりはない。レヴァンドフスキも30歳を迎えたが、今も成長を続けている。

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