バロンドール受賞者でさえ売りに出す? レアルがモドリッチ売却の可能性

レアルが売却を検討するモドリッチ photo/Getty Images

世代交代のあおりを受けるか

白い巨人は改革のためにバロンドール受賞者を手放すことになるかもしれない。先日、レアル・マドリードは屈辱的なクラシコでの連敗に加え、アヤックスに屈したチャンピオンズリーグベスト16敗退をうけてサンティアゴ・ソラーリ監督の解任を決定。後任として、昨季まで指揮を執っていたジネディーヌ・ジダンの9ヶ月ぶりとなる復帰を発表した。チームの再建にあたって、ジダンはチェルシーFWエデン・アザールやトッテナムMFクリスティアン・エリクセンの獲得を希望していると伝えられている。その一方でレアルはチームの核ともいえるMFルカ・モドリッチの売却を検討しているようだ。

スペインメディア『GOL digital』は、ジダンがすでにモドリッチの売却に同意したと伝えている。同メディアはモドリッチがすでに33歳となっており、6歳年下のエリクセンが加入すれば世代交代は避けられないとの見方を示している。また伊『calciomercato』では、モドリッチの移籍先について言及。もし売りに出されれば、以前から興味を示していたユヴェントスとインテルが獲得に動くと報じている。

市場価値の観点からすると、モドリッチを売るなら今しかないという考えは納得できる。彼はもう33歳のベテラン選手であり、これからパフォーマンスが低下していくことも懸念される。バロンドールを受賞して市場価値が上がったからこそ売却しようと考えた可能性もあるだろう。
15日には、ポルトの若きCBエデル・ミリトンの獲得を発表したレアル。この移籍はこれからクラブが推し進める世代交代の第一歩とみて間違いないだろう。はたして、ソラーリ政権から大きな変更が予想されるジダンのチームはどのような陣容になるのだろうか。

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