目指すは”右の”アシュリー・コール リヴァプールでブレイクする若きSB

リヴァプールのアレクサンダー・アーノルド photo/Getty Images

イングランドのレジェンドへ

リヴァプールですっかり主力の1人となったDFトレント・アレクサンダー・アーノルドは、右サイドバックとして指揮官ユルゲン・クロップの信頼を勝ち取っている。精度の高いキックも1つの武器で、セットプレイを任されることもある。20歳の若さでポジションを確保しているのは見事だ。

そんなアーノルドには理想とするサイドバックがいる。アーセナルやチェルシーで活躍した元イングランド代表DFアシュリー・コールだ。アシュリー・コールは攻守両面で高い能力を持った左サイドバックの職人で、全盛期には世界最高の左サイドバックとも言われた。

英『BBC』によると、アーノルドはサイドバックを任された頃からアシュリー・コールのように攻撃面でも違いを作れる選手を理想としてトレーニングを続けてきたようだ。今その理想形に近づいていると言えるのではないだろうか。
「小さい頃はアシュリー・コールを見ていたし、彼は単なるDFになってはいけないということを証明していた。前に行き、攻撃もできる。サイドバックのできることを彼が見せていたんだ。夢はこのクラブと代表で全てを勝ち取ることにある。リヴァプールでもイングランド代表でもレジェンドになりたいんだよ。いつの日か両方でキャプテンやりたいね」

20歳という年齢を考えれば、20代後半頃にはリヴァプールでもリーダーになれるかもしれない。その頃にはサイドバックとしてもさらに成長していることだろう。今季はリーグ制覇の可能性が残っており、まずは1つ目のビッグタイトルを獲得するチャンスだ。第2のアシュリー・コールとなれるのか、アーノルドの今後が楽しみだ。

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