[移籍]ハムシク、ついに中国リーグ参戦! 大連一方への移籍が正式決定 

中国への移籍がついに実現したハムシク photo/Getty Images

交渉が中断するなど紆余曲折はあったが……

中国スーパーリーグの大連一方は18日、ナポリからスロバキア代表MFマレク・ハムシクを獲得したと発表した。

現在31歳のハムシクは、2004年に17歳ながら母国のスロヴァン・ブラチスラヴァでプロデビューし、同年夏にイタリアのブレシアへ移籍した。翌2005年3月にはセリエAデビューを飾り、2005-06シーズンの終盤戦ごろからレギュラーに定着。以後チームの主力として活躍すると、そんな若き逸材に目をつけたナポリが2007年夏に獲得した。

新天地でもすぐさま定位置を確保すると、セリエAへ復帰したばかりの名門の復権に尽力。ナポリの象徴として11シーズン半に渡ってプレイし、2014年からはチームの主将も務めている。また、2017年にはナポリの英雄であるディエゴ・マラドーナ氏の持つクラブ歴代最多得点記録(115ゴール)を更新し、クラブの歴史にその名を刻んだ(通算121ゴール)。
しかし、昨夏にマウリツィオ・サッリ監督がナポリの指揮官を退任し、カルロ・アンチェロッティ氏が新指揮官に就任すると、出場機会が激減。今季はここまでリーグ戦13試合の出場にとどまっており、以前から噂になっていた中国行きが再浮上した。移籍金の問題で交渉が中断するなど、紆余曲折はあったものの、無事移籍が完了。いくつかの伊メディアによると、移籍金は2000万ユーロ(約25億円)で、年俸は900万ユーロ(約11億円)とのことだ。

はたして、ハムシクは中国でどのようなプレイを披露してくれるのだろうか。いつか日本のクラブの前に立ちはだかる可能性もあるだろう。

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