韓国も日本代表の実力が羨ましい? アジア杯で日本が見せた様々な顔

決勝へ駒を進めた日本代表 photo/Getty Images

ローテーションあり、堅守あり、猛攻あり

準決勝のイラン代表戦を除けば、日本代表は今回のアジアカップで1点差のゲームを続けて決勝まで駒を進めた。結果だけを見れば、苦戦した印象もあるだろう。しかし、大会を通しての安定感は前回優勝した2011年大会より上のように感じられる。

先制を許したグループステージ初戦のトルクメニスタン代表戦は少しヒヤリとさせられたが、コンディションが上がってくると同時に守備も強固なものとなった。ベスト16ではサウジアラビア代表に攻め込まれながらも失点を許さず、1点差ながら危ないと感じるゲームは少なかった。また、今大会ではグループステージで大幅なローテーションを採用することもできた。

これを羨ましがっているのが韓国『スポーツソウル』だ。韓国はベスト8でダークーホースと呼ばれたカタール代表に敗れる悔しい結果となり、イランを3-0で一蹴してファイナルまで駒を進めた日本に羨望の眼差しを向けているのだ。

「優勝するかは分からないが、グループステージで主力の多くを休ませてのローテーションをしながら決勝まで駒を進めた日本サッカーの実力が羨ましいのは事実。サウジアラビアとの戦いも印象的だった。サウサンプトンでプレイする吉田麻也、得点も決めた冨安健洋を中心に崩れない守備が目立ち、サウジアラビア戦では日本サッカーの底力が見えた」

ウズベキスタン相手にローテーションをしながら勝利したこと、サウジアラビアに攻め込まれながらも失点の気配がほとんどしなかったサウジアラビア戦。一転して3得点を奪って快勝を収めたイラン戦と、今大会の日本は様々な顔を見せている。ややドタバタしながら優勝した2011年大会に比べると、落ち着いて見ていられるゲームが多いのではないだろうか。

もちろんまだ優勝が決まったわけではない。カタールの実力も本物だ。とはいえ長年のライバルと言われてきた韓国が羨ましいと感じるほど日本の力は上がってきている。今回のアジアカップは長谷部誠や本田圭佑など代表の顔だった選手たちが抜けたことで不安の声も多かったが、正しい道を進んでいると確信できる大会となったのではないか。

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