日本代表の柱になる? 評価急上昇中のシント・トロイデン”三銃士” 

シント・トロイデンの鎌田大地 photo/Getty Images

アジア杯で実力見せた2人と、チームNo.1アタッカー

今回のアジアカップでは大迫勇也が相変わらずハンパない活躍を見せたり、吉田麻也がキャプテンらしさを見せたりと、やはりロシアワールドカップ組は存在感がある。しかし、これから代表の主力となっていくであろうフレッシュな選手たちの活躍こそ最も大きな収穫と言えよう。

特に注目したいのはベルギーのシント・トロイデンでプレイする3人だ。正確にはシント・トロイデンから今回のアジアカップに参加しているのはMF遠藤航、DF冨安健洋の2人だが、ベルギー『Walfoot』はシント・トロイデンで大爆発しているMF鎌田大地のことも一緒に取り上げている。

遠藤と聞けば多くのサッカーファンは遠藤保仁の方を思い出すだろうが、これからは25歳の遠藤航が輝く番だ。ロシアワールドカップを最後に代表を去った長谷部誠の後継者候補と言われ、今大会で十分に能力の高さは示した。ベルギーに行ってから持ち味の粘り強い守備にも磨きがかかり、危ない場面で確実に顔を出してくれる。すでにボランチの一角を掴んだと言っていいだろう。
センターバックの冨安も今大会はMVP級の働きを見せている。イランのサルダル・アズムンを筆頭にアジアの癖のあるFWたちにも競り負けず、高さもスピードも読みも抜群だ。まだ20歳の選手だが、吉田の相棒の座をがっちり掴んだ。次のワールドカップまでにどこまで成長するのか楽しみな選手だ。

とはいえ、同メディアにとってシント・トロイデン最大のサプライズは鎌田なのだ。シント・トロイデンに所属する日本人選手の中でも1番の注目を集めており、ここまで10得点を国内リーグで記録している。シント・トロイデンのサポーターからすればなぜ鎌田がアジアカップのメンバーに呼ばれないのか不思議だったはずだ。現在22歳の鎌田も森保ジャパンにどこかのタイミングで召集されるだろう。シント・トロイデンの3選手には大きな未来があり、日本人化が進むシント・トロイデンから2022ワールドカップへのキーマンが今後も現れてくるかもしれない。

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