バルセロナの大型補強が凄すぎる…… ネイマール退団から約5億ユーロ動く

バルセロナのコウチーニョ photo/Getty Images

先日もデ・ヨングを獲得

バルセロナの大型補強が止まらない。今冬にはケビン・プリンス・ボアテングやジェイソン・ムリージョらバックアッパー候補となる選手を獲得していたが、先日にはアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨングの獲得で合意したことを発表した。デ・ヨングは来季からの加入となる予定で、移籍金は7500万ユーロとされている。

最近ではこうした大金をかけた補強も珍しいものではなくなってきたが、スペイン『MARCA』はバルセロナがネイマールを売却した2017年夏から実に5億3300万ユーロを補強に投じてきたと取り上げている。

ネイマールが退団した2017年夏にはドルトムントからFWウスマン・デンベレ、中国からブラジル代表MFパウリーニョ、ベンフィカからDFネウソン・セメドなど即戦力を補強。特にデンベレの獲得には1億500万ユーロの移籍金が動いている。パウリーニョも4000万ユーロと決して安くない補強だ。
2018年冬にはリヴァプールからMFフィリペ・コウチーニョを基本移籍金1億2000万ユーロで獲得。その夏にはDFクレマン・ラングレ、MFアルトゥール・メロら将来性ある選手から、経験豊富なMFアルトゥーロ・ビダルを加えた。さらにボルドーから目玉選手としてマウコムを4100万ユーロで獲得しており、大金をかけた補強が毎回の市場で起きている。

残念ながらこの補強全てがヒットしているわけではなく、マウコムのように大苦戦している者もいる。これだけの資金をかけておきながら主力組とサブ組の実力に大きな差があることは指揮官エルネスト・バルベルデにとっても頭の痛い問題だろう。

デ・ヨングは当然即戦力候補だが、こうした補強がチャンピオンズリーグ制覇などビッグタイトルに繋がるのか。ここ最近はライバルのレアル・マドリードの方がおとなしくなっており、バルセロナの方が大金をかけてチームを作っている。

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