リヴァプール新守護神が語るカリウスのミス 「どういう心境か知っている」

リヴァプールのカリウス photo/Getty Images

GKだからこそ分かる辛さ

昨夏リヴァプールの新守護神としてローマからやってきたGKアリソン・ベッカーは、現世界最高のGKの1人とも言われる実力者だ。その実力はリヴァプールサポーターの誰もが認めており、失点数が減っているのは間違いなくアリソンの加入があったからだ。

しかし、アリソンは謙虚さも忘れていない。昨季までリヴァプールのゴールマウスを守っていたカリウスとの実力差は明らかだが、カリウスへのリスペクトをアリソンは忘れていない。カリウスは昨季チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦で致命的なミスをしてしまったことから大きな批判を浴びたが、アリソンはあのようなプレイは全てのGKに起こり得ると考えている。

英『FourFourTwo』によるとアリソンは、「たとえ僕のチームが相手GKのミスによって得点したとしても、僕にとっては異なる感覚がある。他のゴールと同じようには喜ばないよ。そういったミスがあった時GKの心境がどういうものか知っているからね。だからこそカリウスに起きたことは悲しかった。あのようなことは誰にでも起こり得る」とコメントしている。
カリウスもレスター・シティ戦ではボールコントロールを誤ったところから失点しており、ミスをした時の辛さを理解している。現世界最高のGKの1人と称賛されていても、アリソンは謙虚な姿勢を貫いているのだろう。

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