バイエルンがまた”1つ”になった 取り戻したニコ・コバチと選手の結束

ニコ・コバチと抱き合うリベリ photo/Getty Images

選手との関係悪化説もあったが……

今季のバイエルンは開幕当初からなかなか調子が上がらず、一部では指揮官ニコ・コバチと選手の関係が悪くなっているのではないかと指摘されてきた。バイエルンではベテランのスター選手が揃っており、彼らをコントロールしていくのは簡単なことではない。特にコバチはまだビッグクラブでの指揮経験が不足している青年指揮官だ。コントロールできるのかと疑問視されるのは仕方がないことだ。

しかし、ここ最近は結果が出始めている。リーグ戦ではハノーファーを4-0、ライプツィヒを1-0、そして今節も好調フランクフルトを3-0で撃破しており、徐々に安定感が出てきている。首位ドルトムントには勝ち点差6をつけられているが、まだ十分に追いつける数字だ。安定感さえ取り戻せばドルトムントにプレッシャーをかけることはできる。

『sky SPORTS』によると、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOはコバチが選手たちと話し合いの場を持ったことで一体感が出てきたとコメントしており、序盤戦で不安視されていた選手たちとの関係悪化説は消えてきているようだ。

「ニコとチームは再び1つになっている。ニコと数名の選手が話し合いの場を持ったからね。それが指揮官との再結束に繋がった」

バイエルンにとって今季は何かと勝負のシーズンだ。リーグ戦ではドルトムントを追いかける形で前半戦を折り返すことになり、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ではリヴァプールとの対戦が決まっている。リーグ優勝を逃し、チャンピオンズリーグもベスト16敗退ならサポーターも黙っていないだろう。青年指揮官コバチに思い切ってチームを託しただけに、結果が出なければ失敗だったと批判されることになる。

後半戦にコバチ体制は成功を掴めるのか。1月18日にはクセ者・ホッフェンハイムとのゲームが予定されており、今の勢いを維持したいところだ。

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