アーセナルは大パニック!? 急成長DFの負傷離脱で補強プラン変更か

アーセナルのロブ・ホールディング photo/Getty Images

いつしか欠かせないセンターバックに

アーセナルにとってDFロブ・ホールディングがいかに重要な存在となっていたのか。アーセナルは先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷交代したホールディングの状態を受けて焦り始めていることだろう。

ホールディングは今季センターバックのポジションを確保し、そのパフォーマンスも高く評価されていた。しかしマンU戦で膝の前十字靭帯を損傷した可能性があり、長期離脱することになると見られている。英『Football London』は、これで今冬のアーセナルの補強プランが変わってくるのではないかと特集している。

当初アーセナルではチームに不足している縦への突破力を持つウイング、新たな左サイドバック、さらに負傷離脱したFWダニー・ウェルベックに代わるストライカーが補強候補に挙がっていた。具体的な選手名ではリールFWニコラ・ペペ、ボカ・ジュニアーズMFクリスティアン・パボン、セルティックDFキーラン・ティアニー、ヘンクの左サイドバックを務めるイェレ・ウロネンなどがそうだ。
しかし、ホールディングの離脱によってセンターバックの補強に重点を置くべきとの考えに変わりつつある。33歳のベテランDFローラン・コシェルニーの復帰が迫っているものの、同メディアは長期離脱明けのベテランDFに多くを望むのは難しいと考えており、コシェルニーをホールディングの代役とは見ていない。

さらに若い20歳のコンスタンティノス・マヴロパノスもまだチームにフィットしているとは言えず、シュコドラン・ムスタフィとソクラティス・パパスタソプーロスのみでトップ4入りは難しいと同メディアは考えている。

また指揮官ウナイ・エメリが3バックを継続する場合は、センターバックの頭数が必要になる。これまでは将来に期待のセンターバックといった立ち位置だったが、いつしかホールディングは替えを見つけるのが難しい存在へと成長していた。

同メディアはフラムにレンタル移籍しているカラム・チャンバースを呼び戻すのも1つの手と見ているようだが、アーセナルはこの危機をどう乗り越えるのか。今冬の市場で何か動きが必要になりそうだ。

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