補強の失敗、DFミス連発、リーダー不在 C・ロナウド抜けたレアルは崩壊

調子上がらぬレアル photo/Getty Images

またどん底に落とされた

サンティアゴ・ソラーリの就任で蘇ったかと思いきや、レアル・マドリードは今節エイバルに0-3で敗れてしまった。前線から積極的に追い回してきたエイバルのパフォーマンスが見事だったのは間違いないが、それにしても0-3のスコアは許されるものではない。

スペイン『MARCA』は一転して批判を展開しているが、同メディアが考えるレアル不調の理由は主に4つだ。

1.ほとんど全選手が不調



ロシアワールドカップがあったことも影響しているのだろうが、全選手のパフォーマンスレベルが上がってこないことが問題視されている。中でも名指しで批判されたのはMFルカ・モドリッチ、DFセルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランの3名だ。モドリッチはバロンドール候補にも挙げられる選手だが、ロシアワールドカップと同じパフォーマンスは見せられていない。

失点の多い守備陣でも、同メディアはラモスとヴァランがワールドクラスの評判とは程遠いパフォーマンスだと厳しく批判。普段は見られないようなミスもあり、世界最高のセンターバックを2枚揃えているとの評判は崩れてきている。

2.怪我人続出



これも問題だろう。現在もアンカーのカゼミロ、貴重なバックアッパーDFナチョ・フェルナンデスがいない。今季レアルでは負傷者が続出しており、メンバーが整わないことも不調の理由だ。特にカゼミロは中盤の守備を引き締める選手で、エイバル戦で代わりを務めた若いダニ・セバージョスの守備力は批判を浴びている。サイドバックも負傷者が出ているポジションで、そうした不運も重なっているのは間違いない。

3.リーダー不在



エイバルに先行を許しても、チームを奮い立たせようとする人材が不足している。分かりやすく言えば、クリスティアーノ・ロナウド不足だ。前線のガレス・ベイル、カリム・ベンゼマにはそうしたキャラクター性が欠けており、同メディアもそれを問題視している。

何とかしようとアクションを起こす選手が少なく、特にロナウドの抜けた前線はどこかおとなしい。

4.補強策の失敗



これは開幕直後から言われていたことだ。レアルはワールドカップイヤーに活躍した選手を引き抜いてきた歴史があり、今夏なら最優秀GK賞に輝いたティボ・クルトワがターゲットとなった。しかしケイロル・ナバスがいたことを考えると、GKの補強が急務だったのかは微妙なところだ。

対応すべきはクリスティアーノ・ロナウドの穴埋めだが、前回大会で活躍したハメス・ロドリゲスを引き抜くような大きな動きは見られなかった。クルトワも不安定なパフォーマンスが続いており、同メディアはチーム力が衰退していると主張する。ロナウドだけでなくMFマテオ・コバチッチもチェルシーへ向かってしまい、カゼミロ離脱時の頼れるMFを失ったのも痛い。


エイバル戦を迎えるまでは危機を脱したかのような空気が漂っていたのだが、再びどん底に落とされてしまった。ロナウド退団のショックは必ず起こると考えられていたが、まさかここまで大きいと予想していた者は少なかったのではないだろうか。

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