バルセロナは勝つ気があったのか? アトレティコ戦の退屈な姿勢に批判

アトレティコと引き分けたバルセロナ photo/Getty Images

引き分けでも構わないというスタンスだったか

リーガ・エスパニョーラで第13節開始前の時点で首位に立っていたバルセロナは、今節アウェイで行われたアトレティコ・マドリードとのゲームを1-1のドローで終えた。ひとまず負けなかったことでアトレティコに追い抜かれずに済んだため、結果だけを見れば決して悪くない。

しかし、これはバルセロナらしい戦いなのだろうか。疑問を投げかけているのはスペイン『MARCA』だ。引き締まった試合といえば聞こえはいいが、両チーム合わせて枠内シュートが3本しかない退屈なゲームだったと表現することもできる。

同メディアが気にしているのはバルセロナ指揮官エルネスト・バルベルデの姿勢で、バルベルデはアトレティコに先制を許すまで攻撃的なアクションを起こそうとはしなかった。スコアレスで迎えた後半も勝ち点3を目指して攻撃的な選手を投入する素振りはなく、ジエゴ・コスタに得点を決められてから慌ててマウコムとウスマン・デンベレを投入している。

バルベルデの頭にも引き分けで構わないとの考えがあったのかもしれないが、どこかバルセロナらしい迫力に欠ける戦いだったのは間違いない。もっと早い時間帯にマウコムやデンベレを入れて3トップを軸とした攻撃を仕掛けることもできたはずで、同メディアはバルベルデのアプローチを少し残念に思っているところがあるようだ。

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