大迫、南野、堂安、中島は別格だった 途中出場から圧巻プレイでキルギス粉砕

新チームを引っ張る中島 photo/Getty Images

スタメン組を上回る強烈インパクト

来年1月に控えるアジアカップへのラストサバイバルとなった20日のキルギス戦で、日本代表の森保一監督は先日のベネズエラ戦からスタメンを全員変更する采配を見せた。特に前線では森保ジャパンになってから南野拓実、堂安律、中島翔哉の3人が存在感を発揮していただけに、今回先発した杉本健勇や伊東純也、北川航也らもアピールしたいところ。

試合はいきなり動く。2分、中央でボールを受けた杉本が左サイドにボールを送ると、左サイドバックの山中亮輔が左足一閃。左足の精度に定評のある山中が強烈なシュートを決めてさっそくアピールに成功する。

さらに19分、ロシアワールドカップ組として中島らに負けられない原口元気が直接フリーキックから得点を記録。相手GKのミスもあったが、ひとまず結果を残すことはできた。
ここまではリズムよく得点を奪えたが、そこからはやや引いたキルギスを崩せない展開が続く。後半に入ってもスコアは2−0のまま動かなかったが、前線4枚を入れ替えたことで一気にリズムが変わり始める。

まず大迫、堂安、柴崎の3人を投入すると、72分に守田の縦パスを北川が落としたボールを大迫がダイレクトで流し込んで3点目。得点が欲しかった大迫に待望の一撃が生まれた。さらに中島、南野が入った直後には南野、堂安と繋いで最後は中島が流し込んで4−0。新生・日本代表の魅惑の前線ユニットが躍動して圧倒的な違いを生み出していく。

試合はそのまま4−0で終了。森保ジャパンは無敗で2018年を締めくくることとなった。


[スタメン]

GK
権田修一

DF
山中亮輔
三浦弦太
槙野智章(→吉田麻也 61)
室谷成

MF
守田英正
三竿健斗(→柴崎岳 60)
原口元気(→中島翔哉 72)
伊東純也(→堂安律 59)

FW
北川航也(→南野拓実 73)
杉本健勇(→大迫勇也 59)


[スコア]

日本代表 4-0 キルギス代表

[得点者]

日本代表:山中(2)、原口(19)、大迫(72)、中島(73)

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