3試合でデュエル勝利数26回! ミランで”潰し屋”が復活の兆し見せていた 

ミランで奮闘するバカヨコ photo/Getty Images

当初はガットゥーゾからも批判を浴びたが……

モナコで潰し屋としてブレイクし、昨夏にチェルシー移籍を果たしたMFティエムエ・バカヨコ。しかしチェルシーでは構想外となり、今夏ミランにレンタル移籍。イタリアの名門で復活したいところだったが、ここでも指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾより基礎から学ぶべきだと厳しい批判を受けてしまった。

すっかり失敗作のように扱われてしまっているが、伊『Calciomercato』はバカヨコが復活の兆しを見せていると報じている。

バカヨコは現在セリエAで3試合連続先発フル出場を飾っているが、そこで7度のタックル成功を記録。空中戦を含むデュエルでも26回勝利しており、この3試合ではチームの誰よりも多い24回のボールリカバリーを記録しているのだ。
同メディアはバカヨコのパフォーマンスが改善され、ミランで自身の価値を改めて示していると高い評価を下している。ミランでは守備的MFルーカス・ビリアが長期離脱するため冬の市場で代役を獲得する必要があると言われてきたが、バカヨコが計算できる選手になれば状況は変わってくるだろう。

チェルシーに加入するまでは新たなパトリック・ヴィエラなどと評価されてきたバカヨコは、ようやく欧州トップクラブで自身の実力を発揮し始めているのかもしれない。

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