“ファーギー・タイム”復活? マンUが異様に粘り強いチームになっている

終盤に粘り魅せるマンU photo/Getty Images

前半悪くても関係なし

決して褒められた戦い方ではないが、ここ最近のマンチェスター・ユナイテッドは終盤に意地を見せる機会が増えている。3日のボーンマス戦では後半アディショナルタイムにマーカス・ラッシュフォードが決勝点を叩き込み、苦しみながらも勝ち点3を獲得。さらに10月には0-2から3-2にひっくり返したニューカッスルとの戦いもあった。

この粘りに、DFクリス・スモーリングはアレックス・ファーガソン氏が指揮を執っていた時代を重ねているようだ。ファーガソン氏のチームも試合終了間際に劇的なゴールを決めることが多く、「ファーギー・タイム」と呼ばれる魔法の時間帯があったのは有名な話だ。

英『sky SPORTS』によると、スモーリングは「前半どれだけ悪かったかは問題ではなく、後半には勝てると信じている。この感覚が僕たちに一体感を与えてくれるんだ」とコメントしている。相手に先行を許したとしても、それを跳ね除けられるとの自信があればチームの士気が下がることもないだろう。
今週はユヴェントスとのチャンピオンズリーグ、そしてマンチェスター・シティとのダービーマッチが予定されており、今季最も難しい1週間と言っていいだろう。実力的にリードを許す展開になるかもしれないが、今のマンUなら終盤に「モウリーニョ・タイム」を起こすことができるかもしれない。

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